梨本塾参加12回目(自滅して負けた!)

2007年1月、このところ恒例となっている梨本塾に参加しました。
天気も雨から晴れ、そして気温も暖かく絶好のコンディションとなった。
半月程前になるがフリー走行で27秒中盤が自力で出せる様になり、メンバー的にも優勝出来る条件は揃っていた?
歴代の優勝者からも、自分の走りをすれば優勝出来る、と応援メッセージも貰った。
となれば今回の目標はズバリ優勝あるのみ。
緊張と楽しみで前日は眠れなく朝方になって寝てしまい寝坊してしまった。
100キロしか出ないトラックを全開で何とか9時前に到着。

いつも通り挨拶を早々に済ませ、時間がないので急いで準備作業に入る。
当然だが命を預けるタイヤだけは入念にチェックする。
新品タイヤに、頼むぞ!と言わんばかりの愛情を込めて入念にパーツクリーナーでワックスを落とす。
一通り点検を済ませエンジン始動、そして着替えを済ませ準備運動を開始。
徐々に緊張し始め力が入らない、まずい、タバコを吸って落ち着かせる。
すると1本目走行開始のアナウンス。
今日の敵はの○太氏、○江氏の二人とみた、K-RUNまでに何とか攻略法を見つけなければと思いコースに目をやると、○江氏の姿を発見、気合が入っている、彼もまた優勝を狙うと宣言していた。
一方の○太氏はマイペース、そんなライバルの姿を見つつコースイン。

例によって、タイヤの皮むきと体を慣らすため10分間はゆっくりとひたすら大外を回る。
そして一旦コースアウトしてタイヤを手で触ってチェックする。
皮むきは終わり、ほんのり暖かいが、まだタイヤは暖まっていない。
再びコースインし数週は大外を回りレコードラインへ。
1コーナー過ぎの左コーナーでタイヤの滑りをチェックしたが、まだ滑る。
数週してやっと滑らなくなったので徐々にペースアップする。
大体30秒から31秒台で走り、残り5分位になり本気コードに突入。
29秒台から28秒台へ、そして時間いっぱいまで走り28秒前半で終了となる。
ここまでの調子はいつもと同じ、ホッとする。
休憩時間にの○太氏と雑談するとP-LAPが無いとの事だったので、友達から借りていたP-LAPを手渡した。
これが後で命とりとなる(笑)。
梨塾も足掛け3年となり顔見知りも増え、あちこちで雑談して休憩時間を過ごしリラックスしていると2本目の走行時間となる。

2本目はほぼベストタイム(27秒2)までもっていかないと不安なので気合を入れ直す。
まずは入念にタイヤを暖め1コーナー過ぎの左コーナーでチェックする。
10分位するとタイヤが滑る感覚は無くなってきたので本気モードへ突入する。
タイムにして29秒から28秒で走行を続けるが前が詰まる。
一旦コースアウトしてクリアを探し、ひたすらアタックを続ける。
このときP-LAPをチラ見すると27秒後半を確認するが、まだ全力ではない。
再びコースアウトしてクリアを見つけタイム更新を狙う。
時々P-LAPをチラ見するが27秒中盤まできたが、もう少しと思い更に気合を注入。
何周かして27秒3を確認したので、時間には少し早いが2本目はこれで終了する事にした。
何故なら、今までの経験上、欲を出すと転倒するパターンとなるからである。
何より、前回のK-RUNで追い詰められて出した27秒2に近いタイムを余力を残し、しかも自力で出せれば上出来である。
これでベストタイム更新も確実と確信し、K-RUNに弾みをつけようと思ったのも事実である。

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今日は昼休みも1時間ほどあり、ここからは休憩時間が長いので最近失敗の連続で少し自信をなくしている予選の作戦を練るべくライバルの情報収集を開始する。
まずは○江氏のもとに行き調子を聞くとMAX27秒3、しかも絶好調でまだ行けるとの事だった。
彼は最近R1000を乗りこなし成長著しい、しかも数日前に絶対優勝すると言っていた。
一方、の○太氏もMAX27秒1と自己ベスト付近をあっさり出し絶好調との事だった。
一瞬、まずいなこれはと思ったが、何とか中年ライダーの意地も見せたいものである。
ライバルの意見を総合し作戦をたてると、もともと実力者のの○太氏が全盛期時代の走りが戻ったとなれば彼の後方で待機しタイムアタックするのが良い結果に繋がると判断。
幸いタイムアタックはゼッケン順にコースインするし、の○太氏の次に自分がコースインとなるので、フリー走行中は誰も間に入れない様に後方を伺いながら走行する事にした。
上手く行けば27秒0も夢ではないと甘い考えもしていた。

そして予選開始、バイクを並べてグリーンフラッグを待つ、徐々に緊張もしてきた。
そこでコースインの合図、タイヤを暖めながらの○太氏との間隔を調整し後方の様子も伺いながら走行する。
タイヤはグリップしている、の○太氏との間隔もバッチリ、そう思った瞬間タイムアタック開始。
一気に本気モードに突入する。
しかし以外とタイムが出ずの○太氏との間隔が無くなる、いったいの○太氏は何をやってるんだ?と思いP-LAPを確認すると27秒後半しか出ていない。
焦った私は間隔を取り直し再度アタックする。
数週すると今度はの○太氏とその前を行くライダーに追いつく始末。
仕方ないので二人を追い越してタイムアタックをしようとしたが、その瞬間、なんとチャッカーが・・・・・。
何だよ、の○太氏、とタイムアタックの失敗をの○太氏のせいにして少しショックで引き上げる。

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戻ってP-LAPを確認すると最後に辛うじて27秒4が出ていた。
とりあえず1列目が欲しかったので最近の実績からすると多分大丈夫だと思い一安心する。
そこで気になるのはライバル達、再度情報交換すると何と○江氏は27秒1と凄いタイムを出していた、やはり彼は凄い。
の○太氏は27秒後半で本人も失敗したと言っていた。
ここで一つ感じた事がある。
確かに1年前にの○太氏をストーカーして29秒中盤から28秒に台突入した経緯がある。
今回もそれでタイム更新を狙うなどとは甘い考えである。
更にフリー走行で27秒1と聞かされ、その気になった自分は愚かである。
P-LAPを貸したのがまずかった(笑)
確かにの○太氏は実力者(私はある意味先生と思っている)だが、28秒と27秒ではレベルが違う、27秒前半が出る人は28秒台など調子に関係なく出せるのである。
かなりの実力差が無い限り引っ張られる事はない、従ってタイムアタックは自力で何とかするしかない。
つくづく痛感させられました。
そうこうしていると予選結果が発表となり、予定通り○江氏、私、の○太氏がフロントローを獲得。
この瞬間決勝をイメージし始める。
恐らく、の○太氏のスタートには誰も勝てないだろう?、となればポールの○江氏だけには絶対負けられない。
何とか2番手でスタートしての○太氏をぴったりマーク、そしての○太の失敗を待つしかない。
恐らく○江氏も同じ考えだったのでは?
この勝負はの○太の失敗を見逃さなかった者が勝つ、そう思った。
もし○江氏にも負け3番手スタートだとしても同じ方法しかない。
とにかくミスをした者が脱落していく。
それにはスタートでほぼ決まるとこの時点では思った。
あれこれ考えているとK-RUNスタートのアナウンス。
予選順(2番手)にバイクを並べグリーンフラッグを待つ。
前には○江氏、後ろにはの○太、二人とも無言である、何を考えているのだろう?
何か作戦を練っているのだろうか?不思議な時間である。

遂にグリーンフラッグ、ここまでは順調だ!、いざ勝負!と思い気合を入れコースイン。
入念にタイヤを暖めグリットに整列。
タイヤを触るとほんのり暖まっている。
これは朝確認したときとほぼ同じである、路面温度は分からないが多分いきなりはグリップはしないだろうと思った。
グリットに整列すると塾長より注意事項等の説明があり、その後スタートとなるが、このところスタートで失敗が多いので今回は絶対失敗しない事だけを思い両サイドは気にしない事にした。
そしてスタート、全員がグリーンフラッグに注目、6000回転に合わせ、スタート!
何と予定通り2番手で1コーナーへ突入!、ヨシ!このままの○太氏をマーク、後続には○江氏がいると何と無く感じたが、この時はまずはこのままの○太氏の攻略と思っていた。
しかし、の○太氏のペースが遅く感じる、タイヤの状態を加味しても遅い、これでは後続も離れない、○江氏が気になる。
抜きたいが、抜くには無理がありそうなので仕方なく見ていく事にした。
すると何と、痛恨のミス!、の○太氏を逃がさない事だけを考えていて自分のラインを忘れ、の○太氏のラインで最終コーナーへ進入。
当然曲がりきれずフロントブレーキを使用、しかも握り過ぎてバランスを崩しコースアウト寸前に。
もちろん○江氏には抜かれてしまい、3位へ後退してしまった。
何をやってんだよ俺は・・・、と思いまたしてもドキドキし始まった。
これ以上のミスは許されないと思い何とか3番手で追撃開始。
左コーナーと帝王コーナーで詰まるのでアタックを試みようとしたが無理と判断、すると○江氏も同じ事を考えていたのか左コーナーでの○太氏をパス。
しまった、これではまずい、彼が前に行くとの○太氏が電池切れとなったとき離される、何とかしなければ。
そう思ってミスの機会を待ったがこの日のの○太氏は上手く走っていたのか、今の自分ではどうにもならなかった。
残り5週で周回遅れに遭遇、しかし上手くパス出来ず○江氏に先を行かれてしまい少し焦った。
次の周も上手くパス出来ずの○太氏に先を行かれてしまった。
帝王コーナーで4位が体半分まで接近しているのを発見!、これには焦りに焦った。
次の周で周回遅れをパスしての○太氏を猛追撃。
しかし抜くには至らずここでチェッカーとなってしまった。
3位でゴール、残念・・・・・。
Aクラスで優勝するのは本当に難しいと痛感した瞬間でもあった。

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引き上げてくると○江氏が握手を求めてきた、見事、おめでとう!
彼は近い将来、梨本塾を代表するライダーとなるに違いない。
しかし、次回はオヤジパワーを更に磨いて抵抗しようと思った瞬間でもである。
今回の敗因は自分を見失った事に間違いない。
の○太氏をマークしてミスにつけ込む作戦は間違いではないと思うが、自分のラインを忘れ相手の走りに合わせてしまい、結果的に最終コーナーでミスした、これに尽きる。
相手がミスする前に自分がミスしてしまった、これでは勝てない。
悔しさもかなりあるが練習して挑戦する、これしかない。
次こそは優勝だ!

しかし梨本塾はすばらしい!、何故なら誰でも同じ土俵に乗れるからである。
今時、老若男女、地位、名誉こんなもの全く関係なく、楽しく夢中になれる場はそう多くは無いだろう。
またそう接してくれる仲間が好きである。
こんな素晴らしい塾を開いている塾長、スタック、それに塾生に感謝したい。
みんな頑張りましょう!


続く

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この記事へのコメント

2007年01月30日 01:24
お疲れ様でした~。
優勝ならず残念でした!
でもレースから学べるものは多いですね。
次回こそ期待してます!!
偽ゴーストライダー
2007年01月30日 01:38
ワイルド氏

その通り、悔しい事が沢山あった方が優勝したときの喜びも大きいはず(ずっと優勝出来なかったりしてね)
お互い頑張ろう!
そうそう、俺をかる前にワイルド氏かられちゃ駄目だよ(笑)
T@600RR
2007年01月30日 23:43
お疲れさまでした。
今回のAクラスは観戦するのが楽しみだったのですが
まさか自分が誇り高き舞台にいるとは・・・
圧倒されてしまい、TOP争いの邪魔にならないかと
走りに集中できてませんでした。
9秒0がいっぱいいっぱいでしたが次は今回の経験を
生かしレベルアップをしたいです。
ホント疲れました。

偽ゴーストライダー
2007年01月31日 00:04
T@600RRさん

8秒5位になるとAでもそこそこ戦えます。
あと一歩です、頑張ってAの常連になって下さい。
勝っても負けても観るより走った方が楽しいですよ。
余計な事かも知れませんが、最終コーナーの出口でバイクが寝てるような気がしますけど、たまたまだったのかな?
それを直してもう少し空ければ8秒台に行けるのでは?
赤忍者
2007年01月31日 12:23
優勝に蓋をしないように走っていたのですが惜しかったですね。
Aクラスではマシン的に不利なのでBクラスでホーネット君達と遊んでいます。
3月の筑波では宜しくお願いします。(初筑波なので)
T@氏に対するアドバイスは私も思います。立ち上がり重視ならスパーダを置いていけます。でも速くなるとバトル相手がいなくなってしまう・・・
偽ゴーストライダー
2007年01月31日 18:13
赤忍者さん

マシンからすればBクラスでのバトル、結構じゃないですか、凄いです。
私も目標を達成したら刀250でBクラスの仲間にしてもらいます。
頑張りましょう!

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